米連邦航空局、アマゾン配送ドローンのネットケーブル切断を調査

写真はアマゾンのロゴ。２月撮影。REUTERS/Dado Ruvic

[２５日 ロイター] - 米連邦航空局（ＦＡＡ）は２５日、配送用ドローンがテキサス州でインターネットケーブルを切断した事故について、アマゾン・ドット・コムを調査していると発表した。

ＦＡＡはがロイターへの声明で「テキサス州ウェイコで１８日、ＭＫ３０ドローンが電線に接触した。（この事故を）調査している」とした。米国家運輸安全委員会（ＮＴＳＢ）は調査していないという。

アマゾンの広報担当者はロイターにメールで、配達完了後の事故で、ドローンが上部を通っていたインターネット・ケーブルを切断したが、設計通りに「安全に着陸し、負傷者や広範なネットサービス障害はなかった」と述べた。

事故を最初に報じたＣＮＢＣのビデオ映像では、アマゾンのＭＫ３０ドローンが配達後に庭から上昇する際、６枚のプロペラの１枚が電線に絡まる様子が映っていた。

ＮＴＳＢとＦＡＡは１０月、アリゾナ州でアマゾン・プライム・エアのドローン２機がクレーンのブームに衝突した別の事故を調査すると発表している。