ウクライナ南部ザポリージャで12人負傷、ロシアが大規模無人機攻撃

[２６日　ロイター] - ウクライナ南部のザポリージャで２５日夜、ロシア軍が無人機（ドローン）による大規模攻撃を行い、１２人が負傷した。州知事によると、火災が発生したほか、建物や車両が大きく損傷したという。

ザポリージャ州のフェドロフ知事はテレグラムで、店舗なども破壊されたほか、７棟のアパートを含む建物が損壊し、１２人が病院で治療を受けていると投稿。１２カ所で救助活動が行われていると述べた。また救急当局によると、火災は鎮圧されたが、救助は続いているという。

同州の大部分はロシア軍が掌握し、勢力を拡大しているものの、ザポリージャ市はなおウクライナの統制下にある。

ロシアが任命したザポリージャ州責任者によると、ウクライナ軍はロシア支配地域の送電網インフラを攻撃し、４万世帯が停電に見舞われたという。