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トランプ氏のウクライナ和平案、改善必要な面も=仏大統領

2025年11月25日(火)17時07分

写真はマクロン仏大統領。11月22日、南アフリカのヨハネスブルグで撮影。REUTERS/Siphiwe Sibeko

[パリ 25日 ロイター] - マクロン仏大統領は25日、RTLラジオに対し、トランプ米大統領のウクライナ和平計画は正しい方向に向かっているとしつつ、ウクライナと欧州が受け入れられるようにするため改善が必要な面もあると語った。

「平和という正しい方向に向かうイニシアチブだ。しかし、その計画には議論し、交渉し、改善すべき側面がある」と指摘。「われわれは和平を望んでいるが、降伏するような和平は望んでいない」と述べた。

また、ウクライナ国民のみがどのような領土的譲歩をする用意があるかを決めることができると付け加えた。

マクロン氏は、ロシアとの和平が実現した場合のウクライナの第1防衛ラインは同国の軍隊を再生させることであり、それに制限はあり得ないとも表明。さらに、凍結されたロシア資産は欧州にあり、それをどうするかは欧州だけで決めることができるとした。

協議のためにワシントンに赴く用意はあるかと問われたマクロン氏は、今のところその予定はないと答えた。

ロイター
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