最新記事
中南米

米空母展開に「踊って抗議」? ――ベネズエラのマドゥロ大統領が平和アピール

Venezuela’s Maduro Does Peace Dance as Trump Weighs Military Options—Video

2025年11月25日(火)17時23分
アミール・ダフタリ

大西洋上をカリブ海に向けて航行する米海軍のジェラルド・R・フォード空母打撃群(11月13日) U.S. Navy/Petty Officer 3rd Class Gladjimi Balisage/Handout via REUTERS

<米軍の圧力が強まる中、ベネズエラのマドゥロ大統領が学生の日の集会でダンスパフォーマンスを披露し、平和のメッセージを発信した>

ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領が11月23日の週末、首都カラカスでの集会で軽快なダンスを披露した。音楽に合わせて体を揺らし、飛び跳ね、拳を回しながら、支持者に平和を訴えた。米国が軍事的・政治的な圧力を強めるなかでの平和のアピールとなっている。

【動画】マドゥロ大統領の抵抗のダンス

マドゥロは前の週にも聴衆の前でジョン・レノンの「イマジン」を歌い、両手でピースサインを掲げながら平和と団結の象徴として自らを演出したばかりだった。マドゥロ特有の演劇的な手法で米国に「抵抗のサイン」を送っているとみられる。

米国とベネズエラの間では緊張が急速に高まっている。米国は8月下旬以降、カリブ海に艦船や戦闘機、数千人規模の兵力を展開しており、その目的を「麻薬取引の取り締まり」と説明している。ベネズエラ政府はこれを「侵略的かつ不法な行為」として否定し、マドゥロ政権の不安定化を狙う意図があると非難している。

週末の「学生の日」を記念する集会では、自身の声を使ったループ音源に合わせて踊った。「No war, no crazy war, no, no, no. Peace, peace, yes peace(戦争反対、狂った戦争反対、ノー、ノー、ノー。平和を、イエス、平和を)」を繰り返す歌詞に合わせてパフォーマンスした。

事件
ニューズウィーク日本版メンバーシップ登録
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米10年債利回り、今年4.4%に上昇へ 基調上回る

ビジネス

経常黒字、11月は前年比10%増 貿易黒字拡大で

ワールド

日経平均が史上最高値、初の5万3000円台 高市氏

ワールド

米FRBの金利変更に緊急性ない=NY連銀総裁
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 2
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救った...実際の写真を公開、「親の直感を信じて」
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    衛星画像で見る「消し炭」の軍事施設...ベネズエラで…
  • 5
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    筋力はなぜパワーを必要としないのか?...動きを変え…
  • 8
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 9
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 10
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 5
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 6
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 7
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 8
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 9
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 10
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 7
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中