ガザ「国際安定化部隊」、各国の作業なお進行中=トルコ外相
        	トルコのフィダン外相ら。イスタンブールで11月3日撮影。REUTERS/Murad Sezer
Tuvan Gumrukcu Jonathan Spicer
[イスタンブール 3日 ロイター] - トルコのフィダン外相は3日、パレスチナ自治区ガザにおける「国際安定化部隊」に向けた国連安全保障理事会のマンデート(任務)について、各国はなお作業を進めており、枠組みがまとまり次第、部隊の派遣を決定すると述べた。
同相はこれに先立ち、カタールやサウジアラビアなど、イスラム教徒が多数派を占める各国の閣僚とガザ停戦を巡ってイスタンブールで会談した。
イスラエルとイスラム組織ハマスは米国が仲介した停戦合意について、相手側が違反していると互いに非難している。
イスタンブール会談ではガザの人道的状況にも焦点が当てられた。
フィダン氏は記者会見で、イスラエルが定期的に合意に違反しているため、合意の完全実施には問題があると指摘。イスラエルは十分な援助を認める義務を果たさなければならないと述べた。
イスラエル政府の報道官は、イスラエルは「毎日何百台もの援助トラック」のガザ入りを認めていると主張した。





