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ウクライナ、武器輸出・共同生産拠点を独とデンマークに開設へ
2025年11月04日(火)09時28分
        	ウクライナのゼレンスキー大統領。8月13日、ドイツのベルリンで撮影。REUTERS/Liesa Johannssen
[キーウ 3日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、年内にベルリンとコペンハーゲンに武器輸出と共同生産のための事務所を設置すると発表した。
ウクライナはロシアとの戦争が4年半を超える中、西側諸国の支援を受けつつ、急成長する国内防衛産業のさらなる拡大を図っている。
ゼレンスキー氏はキーウで記者団に、輸出可能な兵器には海軍のドローン(無人機)や砲兵システムが含まれると説明。「購入資金がない不足品目を国内生産する資金を増やすために、輸出可能な兵器の共同生産と輸出について協議している」と述べた。
ウクライナは戦闘機や防空システムなどでなお同盟国に依存しているが、ドローンやミサイルプログラムの開発では進展を見せている。
ゼレンスキー氏はまた、年内に国産ミサイル「フラミンゴ」と「ルタ」の量産に入る計画と公表。ウクライナ代表団が来週にワシントンを訪問し、米国とのドローン協定に関してさらに協議を行うと述べた。





