米政権、貿易相手国の薬価設定巡り新たな調査計画 ＦＴ報道

　英紙フィナンシャル・タイムズ（ＦＴ）は２２日、トランプ米大統領が貿易相手国・地域の医薬品価格設定慣行について、新たな調査を準備していると、関係者の話を引用して報じた。写真はワシントンのホワイトハウス。２０２４年７月撮影（２０２５年　ロイター/Kevin Mohat）

［２２日　ロイター］ - 英紙フィナンシャル・タイムズ（ＦＴ）は２２日、トランプ米大統領が貿易相手国・地域の医薬品価格設定慣行について、新たな調査を準備していると、関係者の話を引用して報じた。

貿易相手国で医薬品価格が低く抑えられていないか、１９７４年通商法３０１条に基づく調査をする方向だという。

ホワイトハウスは、ロイターのコメント要請に応じていない。

トランプ大統領は９月下旬、米国内に工場を建設中の場合を除き、１０月１日からブランド医薬品や特許医薬品の輸入に１００％の関税を課すと表明した。その後、製薬会社に米国内の価格引き下げ圧力をかけている。