米高裁、シカゴ州兵派遣差し止め命令巡りトランプ政権の取り消し要請却下

トランプ米大統領による中西部イリノイ州シカゴへの州兵派遣決定を巡り、シカゴの連邦控訴裁判所(高裁)は10月16日、下級審の派遣差し止め命令の取り消しを求めた政権側の申し立てを却下した。写真はシカゴにある米移民・関税執行局(ICE)の施設を歩く州兵。9日撮影(2025年 ロイター/Jeenah Moon)
Diana Novak Jones
[シカゴ 16日 ロイター] - トランプ米大統領による中西部イリノイ州シカゴへの州兵派遣決定を巡り、シカゴの連邦控訴裁判所(高裁)は16日、下級審の派遣差し止め命令の取り消しを求めた政権側の申し立てを却下した。
シカゴの連邦地裁のエープリル・ペリー判事が9日、州兵派遣の一時的な差し止めを命じていた。
トランプ氏は、不法移民を取り締まる連邦当局の法執行部門が暴力的な抗議行動にさらされているなどとして、イリノイに州兵を派遣する権限を行使した。
しかし高裁は、当局が通常の移民取り締まりができなくなっているという証拠は見当たらないと述べた上で、「過去1年でイリノイにおける移民の拘束および国外送還は着実に進められ、政権はシカゴ地域での移民法執行が今のところ成功していると誇示している」と指摘した。
また高裁は、トランプ氏の措置でイリノイ州の主権に関する憲法上の権利が侵害された可能性が高く、テキサス州兵が派遣されたことで侵害の度合いが悪化したとの判断を示した。
ホワイトハウスのジャクソン報道官は、大統領は連邦政府の職員と資産を守るために法で認められた権限を行使したと主張。「トランプ大統領は米国の都市を苦しめる無法を今後も決して看過しないし、われわれはより高次の法廷でその正当性が証明されると期待している」と語り、上告する意向を示唆した。
イリノイ州の司法長官側はコメント要請に回答していない。
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