トランプ氏、ウクライナ空爆に強い不満 追加の対ロ制裁検討

5月25日、トランプ米大統領(写真)はロシアが週末にウクライナを空爆したことに強い不満を表明した。写真は24日、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Nathan Howard)
Jeff Mason
[モリスタウン(ニュージャージー州) 25日 ロイター] - トランプ米大統領は25日、ロシアが週末にウクライナを空爆したことに強い不満を表明した。
トランプ氏はニュージャージー州の空港で記者団に「プーチン(ロシア大統領)に不満だ」とし「彼はどうしたのだ、私には分からない。一体、彼に何が起きたのか。多くの人を殺している。私は不満だ」と発言。ロシアへの追加制裁に踏み切る可能性を示した。
トランプ氏は「彼とは常に仲良くやってきたが、彼は都市にロケットを打ち込み、人々を殺している。全然気に入らない」と述べた。
ロシア軍は25日にかけ、首都キーウを含むウクライナの複数都市にドローン298機とミサイル69発による開戦後最大規模の空爆を行った。関係者によると、死者12人と多数の負傷者が出ている。
トランプ氏とプーチン氏は先週、2時間以上にわたって会談した。