トランプ氏「フーシ派への攻撃を停止」 航路妨害やめると合意

トランプ米大統領は6日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が中東の重要な航路の妨害をやめることに同意したため、米国はフーシ派に対する攻撃を停止すると表明した。5日撮影(2025年 ロイター/Leah Millis)
[ ワシントン 6日 ロイター] - トランプ米大統領は6日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が中東の重要な航路の妨害をやめることに同意したため、米国はフーシ派に対する攻撃を停止すると表明した。
トランプ氏は「フーシ派がもう爆撃しないでほしい、爆撃しなければ船舶を攻撃しないと言ってきた」とし、船舶への攻撃をやめるというフーシ派の言葉を信用すると述べた。ただ、詳細については説明しなかった。
これに対しフーシ派は今のところ反応していない。
フーシ派が4日にイスラエルの商都テルアビブ近郊のベングリオン空港をミサイルで攻撃したことを受け、米国の支援を受けるイスラエルは5日にイエメン西部のホデイダ港、6日にイエメンの首都サヌアの国際空港に対する空爆を行うなど、緊張が高まっている。