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トランプ氏支持率42%で横ばい、経済運営への不満は高まる=調査

2025年04月30日(水)08時26分

 4月29日、最新のロイター/イプソス調査によると、トランプ米大統領の支持率は42%で、前回調査と同じだった。ニュージャージー州モリスタウンで27日撮影(2025年 ロイター/Nathan Howard)

Jason Lange

[ワシントン 29日 ロイター] - 最新のロイター/イプソス調査によると、トランプ米大統領の支持率は42%で、前回調査と同じだった。ただし、世界的な貿易戦争や移民の強制送還に対する懸念を背景に、トランプ氏の経済への対応や移民への強硬なアプローチを巡る不満も高まっていることが浮き彫りになった。

調査は27日まで3日間にわたって実施された。今回の調査では、トランプ大統領の不支持率も53%で、前回調査から変わらなかった。

トランプ氏の経済運営を支持する回答者の割合は1%ポイント低下して36%と、今年1月20日の就任以来、および2017─21年の第1次政権で最低。不支持の割合は5%ポイント上昇の56%だった。

インフレも引き続き懸念材料で、生活費に関するトランプ氏の対応を支持しないとした割合は59%、支持するとしたのは32%だった。

移民に関しては他のどの問題よりも高い評価を得ており、移民問題への対応を支持したのは前回調査から横ばいの45%。しかしここでも不満は高まっており、不支持率は2%ポイント上昇し48%となった。

ロイター
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