米中が国連安保理で非難合戦、高関税の応酬巡り

4月23日、国連安全保障理事会の非公式会合が開かれ、米国と中国が互いに不公正な貿易慣行を行っていると非難合戦を展開し、貿易戦争の中で相手を「世界のいじめっ子」として描こうと躍起になった。写真は米中の国旗。3月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[国連 23日 ロイター] - 国連安全保障理事会の非公式会合が23日開かれ、米国と中国が互いに不公正な貿易慣行を行っていると非難合戦を展開し、貿易戦争の中で相手を「世界のいじめっ子」として描こうと躍起になった。
非公式会合は中国が「ユニラテラリズム(一国主義)および、いじめ的手法が国際関係に与える影響」をテーマに開催を呼びかけた。
トランプ米政権は鉄鋼とアルミニウム、自動車に高関税を科し、「相互関税」では10%基礎税率部分を発動しており、中国の傅聡国連大使は「米国の利益を国際社会の共通の利益よりも優先させている」と述べた。
さらに傅聡大使は「いかなる国であろうと腕力にものを言わせて物事を決めるのは認められない。弱者をいじめ、脅しや強制を行い、自らの意志を他国に押し付けている。こんなことは(世界の)人々から支持が得られず、最終的に自らに跳ね返ってくる」と厳しく迫った。
米国の外交官ティン・ウー氏は、この日の会合を中身も信頼性もない「パフォーマンス的な策略」と一蹴した。
その上で、中国が世界中の市場経済に損害を与える一方的で不公正な貿易慣行を行っていると非難。「中国は自らを発展途上国と主張するが、同時に援助国としての地位や開発プロジェクトを『武器』のように用いて、発展途上の国連加盟国をいじめている」と反論した。
さらに「それは、もうこれまでだ。トランプ大統領は、中国がもはや優位に立てないようにするため、不公正な貿易環境の是正に乗り出している」と述べた。
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