インド経済、減税と利下げの恩恵受ける見通し=中銀月報
インド準備銀行(RBI、中央銀行)は2月19日に公表した月報で、国内経済は政府が発表した減税措置に支えられるとの見通しを示した。写真はムンバイにあるRBI本店。2023年4月撮影(2025年 ロイター/Francis Mascarenhas)
[ムンバイ 19日 ロイター] - インド準備銀行(RBI、中央銀行)は19日に公表した月報で、国内経済は政府が発表した減税措置に支えられるとの見通しを示した。
「内需は金融政策委員会(MPC)によるレポレート引き下げの恩恵も受けそうだ」という。
2024/25年度のインド経済成長率は過去4年間で最も低くなると見込まれている。
RBIは25/26年度の成長率を6.7%と予測。政府予測(6.3─6.8%)の上限付近となっている。
また、インフレ率が来年度には4.2%まで鈍化する見込みとしつつ、物価に対するリスクは残っていると指摘。世界的なリスクについては、ドル高と貿易政策の転換が「新興国からの資本流出を悪化させ、リスクプレミアムを押し上げ、対外的な脆弱性を強める可能性がある」とした。





