豪賃金、第4四半期は前年比+3.2%に鈍化 2年超ぶり低い伸び

オーストラリア統計局が19日発表した2024年第4・四半期の賃金価格指数(WPI)上昇率は前年比3.2%と、前期の3.6%から鈍化した。シドニーのビジネス街で5月撮影(2025年 ロイター/Jaimi Joy)
Stella Qiu
[シドニー 19日 ロイター] - オーストラリア統計局が19日発表した2024年第4・四半期の賃金価格指数(WPI)上昇率は前年比3.2%と、前期の3.6%から鈍化した。
失業率が過去最低水準近くにとどまったにもかかわらず、2022年第3・四半期以来の低い伸びとなり、堅調な労働市場がインフレのさらなる低下を阻むものではないことを示唆。約4年ぶりに利下げを決定したばかりのオーストラリア準備銀行(中央銀行)にとっては自信を深める内容となりそうだ。
前期比では0.7%上昇。伸び率は市場予想の0.8%を下回り、22年第1・四半期以来の低水準だった。
民間部門の前年比上昇率は3.3%。公的部門は2.8%に大幅に鈍化した。統計局によると、公的部門では一部労働協約の時期が第4・四半期以外に移行したことなどが影響した。
オックスフォード・エコノミクス・オーストラリアのマクロ経済予測担当責任者、ショーン・ラングケーキ氏は「賃金圧力は和らいでおり、インフレ見通しを軟化させ、昨日の利下げを正当化する一因となっている」と指摘。「われわれは労働市場が2025年中に緩むとなお予想しており、賃金上昇率はさらに低下するだろう」と述べた。
前年比の賃金上昇率はこの1年間で1%ポイント低下している。
豪中銀は賃金の伸びが年末までに3.4%に上向くと予測するが、18日の声明文では、転職の減少により賃金上昇圧力が弱まる可能性があると指摘した。
スワップ市場では4月の追加利下げ確率は16%にとどまっており、次の利下げは5月か7月と見込まれている。
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