ニュース速報
ワールド

米ジョージア州の高校で銃乱射事件、4人死亡 14歳の男子生徒拘束

2024年09月05日(木)12時51分

米南部ジョージア州ウインダーのアパラチー高校で4日、銃撃事件が発生し、少なくとも4人が死亡、数十人が負傷した。同日撮影(2024年 ロイター/Elijah Nouvelage)

Rich McKay Andrew Hay

[アトランタ 4日 ロイター] - 米南部ジョージア州ウインダーのアパラチー高校で4日、14歳の男子生徒が銃乱射事件を起こし、生徒2人と教師2人の計4人を殺害、9人を負傷させた。

捜査当局によると、容疑者の少年は直後に拘束され、成人として起訴される見通し。

セミオートマチックライフル(半自動小銃)で武装した容疑者は同校を担当する保安官代理が対応するとすぐに地面に伏せて投降したという。

当局は単独犯とみて調べている。動機が判明しているかどうかについては言及を避けた。

また、連邦捜査局(FBI)は声明を出し、2023年に学校で銃乱射事件を起こすという脅迫がネット上で確認された際、地元当局が近隣のジャクソン郡に住む13歳の少年と父親から事情を聴いていたことを明らかにした。

声明ではこの少年の身元を明らかにしていないが、ジョージア州当局によれば今回拘束された少年という。

FBIは「父親は家に猟銃があるが、対象者(少年)が監視なしで猟銃に触れることはできないと話していた。対象者はネット上での脅迫行為を否定していた。ジャクソン郡は対象者を継続的に監視するため、地元の学校に警告した」と説明。逮捕する理由は当時なかったとしている。

<バイデン氏と両大統領候補も反応>

新学年が始まってから早々の学校を舞台とした銃乱射事件に全米が衝撃を受けている。

バイデン大統領は「(夫人の)ジルと私は無意味な銃乱射によって命を絶たれた人々の死を悼み、人生が永遠に変わってしまった全ての生存者のことを考えている」とする声明を出した。その上で共和党に対し、民主党と協力して「常識的な銃の安全に関する法案」を可決するよう呼びかけた。

民主党の大統領候補ハリス副大統領も銃乱射事件を「無意味な悲劇」と表現。ニューハンプシャー州での選挙イベントの冒頭、「われわれはこれを止めなければならない。銃による暴力のまん延を終わらせなければならない」と述べた。

共和党の大統領候補トランプ前大統領は「悲劇的な出来事に見舞われた犠牲者とその愛する人々に心を寄せている。この大切な子どもたちは病んで狂った怪物によってあまりにも早く私たちから奪われてしまった」とソーシャルメディアに投稿した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ミネソタ州に兵士1500人派遣も、国防総省が準備命

ワールド

EUとメルコスルがFTAに署名、25年間にわたる交

ワールド

トランプ氏、各国に10億ドル拠出要求 新国際機関構

ワールド

米政権、ベネズエラ内相と接触 マドゥロ氏拘束前から
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰に地政学リスク、その圧倒的な強みとは?
  • 2
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で国境問題が再燃
  • 3
    DNAが「全て」ではなかった...親の「後天的な特徴」も子に受け継がれ、体質や発症リスクに影響 群馬大グループが発表
  • 4
    シャーロット英王女、「カリスマ的な貫禄」を見せつ…
  • 5
    AIがついに人類に「牙をむいた」...中国系組織の「サ…
  • 6
    「リラックス」は体を壊す...ケガを防ぐ「しなやかな…
  • 7
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 8
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世…
  • 9
    中国ネトウヨが「盗賊」と呼んだ大英博物館に感謝し…
  • 10
    【総選挙予測:自民は圧勝せず】立憲・公明連合は投…
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 6
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 7
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 8
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 9
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 10
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中