ニュース速報
ワールド

オランダ、ウクライナと2国間安保協定に署名 7カ国目

2024年03月02日(土)03時06分

ウクライナのゼレンスキー大統領とオランダのルッテ首相は1日、北東部ハリコフで安全保障協定に署名した。写真は1日、ハリコフで安全保障協定に署名するウクライナのゼレンスキー大統領とオランダのルッテ首相。(2024年 ロイター/Sofiia Gatilova)

[キーウ/アムステルダム 1日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領とオランダのルッテ首相は1日、北東部ハリコフで2国間の安全保障協定に署名した。

ルッテ首相はロシアとの国境から40キロの距離にあるハリコフを電撃訪問。ウクライナと2国間の安全保障協定を締結するのは、カナダ、イタリア、ドイツ、フランス、デンマーク、英国に続いて7カ国目となる。

2国間の安全保障協定はウクライナが北大西洋条約機構(NATO)加盟を実現させるまでのつなぎ的な措置で、ウクライナのイェルマーク大統領府長官によると、他の複数の国とも締結が協議されている。

ゼレンスキー大統領は短文投稿サイトのX(旧ツイッター)への投稿で、今回の協定には今年のオランダからの20億ユーロ(21億6000万ドル)の軍事支援と今後10年間の追加軍事支援が含まれていると指摘。「ウクライナの防衛が強化される」とし、ルッテ首相に謝意を示した。

ルッテ首相は、ウクライナに送る弾薬を第3国から購入するというチェコの構想に追加で1億5000万ユーロ(1億6200万ドル)供与すると発表した。

チェコは先月、50万発の155ミリ砲弾と30万発の122ミリ砲弾を第3国から調達し、資金が確保できれば数週間以内にウクライナに提供できると表明していた。

ロシア軍の空爆を頻繁に受けているハリコフを西側の政府高官が訪問するのは稀。ゼレンスキー大統領は、ルッテ首相のハリコフ訪問は「象徴的」としている。

米英独仏などは先月22日、ストルテンベルグ北大西洋条約機構(NATO)事務総長の後任にルッテ首相を起用することに支持を表明した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ウクライナ北東部ハルキウにロシアの攻撃、2人死亡・

ワールド

イランで大規模デモ、景気低迷への抗議で死者も トラ

ワールド

イエメン、分離派抑え込みに作戦実施 「平和的」と主

ワールド

シャンパンボトルの花火が原因か、40人死亡のスイス
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチン、その先は袋小路か
  • 2
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙」は抑止かそれとも無能?
  • 3
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と考える人が知らない事実
  • 4
    感じのいい人が「寒いですね」にチョイ足ししている…
  • 5
    【現地発レポート】米株市場は「個人投資家の黄金時…
  • 6
    なぜ筋肉を鍛えても速くならないのか?...スピードの…
  • 7
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 8
    日本人の「休むと迷惑」という罪悪感は、義務教育が…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    「断食」が細胞を救う...ファスティングの最大効果と…
  • 1
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 2
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめる「腸を守る」3つの習慣とは?
  • 3
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチン、その先は袋小路か
  • 4
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
  • 5
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 6
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 7
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 8
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」と…
  • 9
    なぜ筋肉を鍛えても速くならないのか?...スピードの…
  • 10
    【世界を変える「透視」技術】数学の天才が開発...癌…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中