ハンガリーのウクライナ政策に「失望」=米国務次官補
オブライエン米国務次官補(欧州・ユーラシア担当)は11日、ハンガリーのウクライナ政策に失望感を示し、スウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟を最後に批准する国にはならないという約束を果たすことを期待していると述べた。写真は、ハンガリーのオルバン首相。2024年1月5日にパリで撮影。(2024年 ロイター/Stephanie Lecocq/Pool)
[11日 ロイター] - オブライエン米国務次官補(欧州・ユーラシア担当)は11日、ハンガリーのウクライナ政策に失望感を示し、スウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟を最後に批准する国にはならないという約束を果たすことを期待していると述べた。
オブライエン氏はブリーフィングで「われわれは失望している。(ハンガリーの)オルバン首相がウクライナを支援する闘いを疑問視し、欧州連合(EU)で孤立することを選んだ」と述べた。
EUとNATO加盟国のハンガリーは2022年のロシアによる侵攻以降、ウクライナへの軍事支援を拒否しているほか、トルコとともにスウェーデンのNATO加盟を妨げている。
オブライエン氏は、スウェーデンが近くNATOに加盟することを望むとし、批准する最後の国にはならないという約束をオルバン政権が果たすかどうかに注目していると指摘。ハンガリーが建設的なパートナーになるよう期待すると述べた。