適切なタイミングで適切に対応考えたい=政治資金巡る問題で岸田首相

岸田文雄首相は11日朝、自民党の政治資金パーティを巡る問題に関し「状況を把握しながら、国民の信頼回復のため、また国政の遅滞を生じさせないために、適切なタイミングで適切に対応を考えていきたい」と語った。米カリフォルニア州のスタンフォード大学で11月撮影(2023年 ロイター/Brittany Hosea-Small)
[東京 11日 ロイター] - 岸田文雄首相は11日朝、自民党の政治資金パーティを巡る問題に関し「状況を把握しながら、国民の信頼回復のため、また国政の遅滞を生じさせないために、適切なタイミングで適切に対応を考えていきたい」と語った。
岸田首相は「自民党の政策集団の政治資金に関して、国民に疑念が広がっていることを深刻に受け止め、危機感を持っている」と述べた。官邸で記者団の質問に答えた。
朝日新聞は同日、自民党の「清和政策研究会」(安倍派)の政治資金パーティーを巡る問題で、岸田首相が安倍派所属の閣僚、副大臣、大臣政務官の政務三役を全員交代させる意向を固めたと伝えている。