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韓国6月CPIは2.7%上昇、1年9カ月ぶり低水準 予想以上に鈍化
2023年07月04日(火)09時14分
韓国統計局が7月4日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.7%上昇した。2016年6月、ソウルで撮影(2023年 ロイター/Kim Hong-Ji)
[ソウル 4日 ロイター] - 韓国統計局が4日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.7%上昇した。前月から予想以上に鈍化し、1年9カ月ぶりの低水準となった。原油と農産物の値下がりが要因。
インフレ鈍化は5カ月連続。5月CPIは前年比3.3%上昇、ロイター調査のエコノミスト予想は2.85%上昇だった。
前月比では横ばい。5月は0.3%上昇、予想は0.2%上昇だった。
変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアCPIは前年比3.5%上昇し、5月の3.9%から伸びが鈍化。昨年5月以来の低水準となった。
品目別では、石油製品が前月比4.0%下落、農産物は0.9%下落したが、公共料金は2.2%上昇した。
サービス価格は前年比3.3%上昇と、5月の3.7%から伸びが鈍化。1年2カ月ぶり低水準となった。
韓国銀行(中央銀行)は1月の利上げ以来、政策金利を据え置いており、利上げは終了したとの見方が大勢だ。次回の金融政策会合は今月13日。
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