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インド卸売物価指数、4月は前年比-0.92% 約3年ぶりに低下
2023年05月15日(月)17時16分
[ニューデリー 15日 ロイター] - インド政府が15日発表した4月の卸売物価指数(WPI)は前年同月比0.92%低下で、約3年ぶりの低下となった。
3月は1.34%上昇、ロイター調査の予想は0.20%低下だった。
項目別では食料品価格が0.17%上昇し、上昇率は3月の2.32%から減速した。燃料・電力は0.93%上昇。3月は8.96%上昇だった。
バローダ銀行のエコノミスト、マダン・サブナビス氏は「高いベース効果とコモディティー(商品)価格の下落が今年のWPI上昇率の下押し圧力となる」と指摘した。
コモディティー価格の下落は製品価格を押し下げる見通し。
WPI上昇率は昨年5月に記録した20年ぶり高水準の16.63%から11カ月連続で下降が続いている。
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