ニュース速報

ワールド

米電力使用量、22年は過去最高に コロナ禍から経済回復で=EIA

2022年08月10日(水)13時34分

 8月9日、米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)は短期エネルギー見通し(STEO)で、経済の成長を背景に米国の2022年電力消費量は過去最高水準になるとの見通しを示した。写真はカリフォルニア州 で1月撮影(2022年 ロイター/Carlos Barria )

[9日 ロイター] - 米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)は9日に発表した短期エネルギー見通し(STEO)で、経済の成長を背景に米国の2022年電力消費量は過去最高水準になるとの見通しを示した。

EIAの予測では22年の電力需要は4兆0270億キロワット時(kWh)で、21年の3兆9300億kWhから増加する。23年は4兆0180億kWhへの減少を見込む。

新型コロナウイルスの大流行があった20年は3兆8560億kWhで8年ぶりの低水準に落ち込んだ。過去最高は18年の4兆0300億kWhだった。

EIAによると、22年の電力販売量は、家庭向けが1兆4940億kWh、オフィス復帰が増えている商業用が1兆3710億kWh、産業用が1兆0190億kWhに増加する見込み。過去最高は、家庭向けが21年の1兆4770億kWh、商業用が18年の1兆3820億kWh、産業用は00年の1兆0640億kWh。

電源構成は、天然ガスの比率は22年が21年と同じ37%、23年は36%に低下する。石炭は再生可能エネルギー発電の拡大で21年の23%から22年は22%に、23年には20%に低下すると予想した。

再生可能エネルギー発電は、21年の20%から22年に22%に、23年には24%に上昇。原子力は21年の20%から22年に19%に低下するものの、23年には20%に上昇する見込み。

22年のガス販売量(1日当たり)は、家庭向けが134億4000万立方フィート、商業用が92億3000万立法フィート、産業用が228億4000万立法フィート、発電用は314億4000万立方フィートと予測した。過去最高は家庭用が96年の143億2000万立方フィート、商業用が19年の96億3000万立方フィート、産業用が1973年の238億立方フィート、発電用は20年の317億5000万立方フィート。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

再送-UAEのアブダビで5人負傷、火災も発生 ミサ

ワールド

タイ新政権、来週発足へ アヌティン首相が表明 

ビジネス

中国の大手国有銀3行、25年の利益ほぼ横ばい 不動

ワールド

イエメンからミサイル発射、イスラエル軍発表 フーシ
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 2
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊張緩和の兆しか
  • 3
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?...「単なるホラー作品とは違う」「あの大作も顔負け」
  • 4
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 5
    ウィリアム皇太子が軍服姿で部隊訪問...「前線任務」…
  • 6
    「俺たちはただの人間だ」――BTSが新アルバム『ARIRAN…
  • 7
    日本経済にとって、円高/円安はどちらが「お得」な…
  • 8
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 9
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 10
    ニュースでよく聞く「東京外国為替市場」は、実際は…
  • 1
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ海峡封鎖と資源価格高騰が業績を押し上げ
  • 2
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 3
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店員も「なすすべなし」の暴走モード
  • 4
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 6
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 7
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 8
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 9
    【クイズ】2年連続で「世界幸福度ランキング」で最下…
  • 10
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中