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南アフリカの豪雨で306人死亡、大統領が被災地視察

2022年04月14日(木)12時57分

 南アフリカ東部クワズールー・ナタール州で豪雨と洪水が発生し、306人が死亡した。ラマポーザ大統領(写真)は4月13日、被災地を視察し、支援を表明した。ダーバンで撮影(2022年 ロイター/Rogan Ward)

[ヨハネスブルク 13日 ロイター] - 南アフリカ東部クワズールー・ナタール州で豪雨と洪水が発生し、306人が死亡した。ラマポーザ大統領は13日、被災地を視察し、支援を表明した。

豪雨を受けて道路は冠水。同国有数の港で業務が混乱している。専門家は地球温暖化が原因とみており、今後数十年でさらに大きな被害が出ると予想している。

地元当局によると、一部の地域で電気・水道・廃棄物処理などの公共サービスが復旧した。

隣国モザンビークも過去10年、大規模な洪水に見舞われており、先月の洪水では50人以上が死亡している。

洪水で子供を亡くしたある被災者は、屋根の上に雷雨のような音が聞こえた直後に、家の壁が崩れ、2時間かけて隣人に救出されたが、子供は助からなかったと語った。

ロイター
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