ニュース速報

ワールド

インドネシア地震、少なくとも35人死亡 捜索と救援急ぐ

2021年01月15日(金)18時23分

 インドネシアのスラウェシ島でマグニチュード(M)6.2の地震が発生し、少なくとも7人死亡、数百人が負傷した。写真は地震で被害を受けた建物。15日撮影。提供写真(2021年 ロイター/Antara Foto/Akbar Tado)

[ジャカルタ 15日 ロイター] - インドネシアのスラウェシ島でマグニチュード(M)6.2の地震が発生し、少なくとも35人死亡、数百人が負傷した。同国の気象当局は余震のリスクを警告、津波発生の可能性もあるとの見方を示している。

震央はマジェネの北東6キロの地点で、震源の深さは10キロ。

当局の現時点の情報によると、マジェネと近隣のマムジュで合わせて10人が死亡。捜索・救助活動は現在も続いており、死者が増える可能性もある。

負傷者はマジェネで637人。マムジュでも20人程度が負傷しているもようだ。

地震は現地時間15日午前1時過ぎに発生。少なくとも住宅60棟が被害を受け、数千人の住民が避難しているという。

現地の報道関係者がロイターに語ったところによると、ホテルや当局の建物、ショッピングセンターなどが大きな損傷を受けている。

現時点では津波警報は発令されていないが、気象・気候・地球物理学庁(BMKG)のドウィコリタ・カルナワティ長官は記者会見で、強い余震が続く可能性があり、強い揺れが再度起きれば津波が発生することも考えられると述べた。

同地域では数時間前にもM5.9の地震が発生しており、同長官は、この24時間に少なくとも26回の余震があったとしている。

災害当局は、過去24時間の地震により少なくとも3カ所で土砂崩れが発生し、停電も起きているとした。

ジョコ大統領はビデオメッセージで犠牲者に哀悼の意を表明。住民に落ち着いて行動するよう呼び掛けた。捜索活動の強化も指示した。

西スラウェシ州政府の報道官は、通信と橋の復旧、テント・食品・医療品の支給が重要な課題になると述べた。

防災当局によると、地震の発生後、約1万5000人が自宅から避難している。新型コロナウイルスの流行で、支援物資の配給が難しくなる可能性がある。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

アングル:「高市ラリー」再開か、解散検討報道で思惑

ビジネス

トランプ米大統領、クレジットカード金利に10%の上

ビジネス

関税返還となった場合でも米財務省には十分な資金=ベ

ビジネス

NY外為市場=ドル上昇、米雇用統計予想下回る 円は
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 5
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 6
    「不法移民からアメリカを守る」ICEが市民を射殺、証…
  • 7
    美男美女と話題も「大失敗」との声も...実写版『塔の…
  • 8
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 9
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 10
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 5
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 6
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 7
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 8
    アメリカ、中国に台湾圧力停止を求める
  • 9
    「グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじ…
  • 10
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 7
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中