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米大統領選、不正の形跡ない=選挙インフラ評議会
米国土安全保障省サイバーセキュリティー・インフラストラクチャー・セキュリティー庁(CISA)は11月12日、今月の大統領選で票が失われた形跡は全くないとの調査結果を発表した。写真はウィスコンシン大学のキャンパス内に設置された投票所。3日撮影(2020年 ロイター/Bing Guan)
[ワシントン 12日 ロイター] - 米国土安全保障省サイバーセキュリティー・インフラストラクチャー・セキュリティー庁(CISA)は12日、今月の大統領選で票が失われた形跡は全くないとの調査結果を発表した。
調査は「選挙インフラ政府調整評議会実行委員会(GCC)」と「選挙インフラ部門調整評議会(SCC)」が実施。
両団体は「票が取り除かれる、失われる、改ざんされる、不正なアクセスを受けるといったことが起きた形跡は全くない」と表明。
「選挙のプロセスについて、根拠のない訴えが多数あり、虚偽の情報を発信する機会があることは承知しているが、今回の選挙の安全性と完全性に最大限の自信を持っていると断言できる」としている。
共和党のトランプ大統領は、証拠を示さずに選挙に不正があったと主張、敗北を認めていない。
複数の関係筋によると、トランプ政権は、大統領選の偽情報に注意を促すウェブサイトを開設したCISAに反発。CISAのクレブス長官は自分が更迭されるだろうと同僚に話しているという。