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米政権、ボルトン氏著作出版阻止に向け不当な介入=弁護士書簡
2020年09月24日(木)01時47分
ボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が出版した政権の内幕本を巡り、米ホワイトハウス当局者が出版阻止に向け不当な介入を行ったと非難されていることが、裁判所に提出された書簡で明らかになった。ニューヨークで6月撮影(2020年 ロイター/Carlo Allegri)
[23日 ロイター] - ボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が出版した政権の内幕本を巡り、米ホワイトハウス当局者が出版阻止に向け不当な介入を行ったと非難されていることが、裁判所に提出された書簡で明らかになった。
書簡は、国家安全保障会議(NSC)の元高官、エレン・ナイト氏の弁護士が首都ワシントンの連邦裁判所に提出したもの。ナイト氏はボルトン氏の著作「ジョン・ボルトン回顧録 トランプ大統領との453日」の出版前の原稿監査に関与していた。
書簡によると、ナイト氏は4月下旬までにボルトン氏の著作を6月23日に出版することを許可。ただその後、「政治任用官による政治目的と考えられる」と介入が入り、出版の差し止めを求める司法省による訴訟に至ったとした。
この件に関してホワイトハウスからコメントは得られてない。
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