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世界のモノの貿易、第4四半期はトレンド下回る伸びに=WTO

11月18日、世界貿易機関(WTO)は世界のモノの貿易について、主要セクターの関税引き上げや貿易摩擦で、第4・四半期は伸びが「トレンドを下回る」状況が続くと予想した。2016年6月、スイスのジュネーブで撮影(2019年 ロイター/Denis Balibouse)
[ジュネーブ 18日 ロイター] - 世界貿易機関(WTO)は18日、世界のモノの貿易について、主要セクターの関税引き上げや貿易摩擦で、第4・四半期は伸びが「トレンドを下回る」状況が続くと予想した。
WTOの四半期バロメーターによると、第2・四半期の世界のモノの貿易は0.2%増加。前年同期は3.5%増だった。
「バロメーターの一部構成項目は、前回8月のとりまとめ以降、安定したが、その他は貿易摩擦の高まりや主要セクターの関税引き上げを反映し、下方トレンドが続いている」と説明。航空貨物、原材料、電子製品部品の各指数が「トレンドを下回って、さらに悪化」し、特に電子製品部品の状況が悪化した。自動車関連製品、コンテナ貨物の指数は上昇したという。