Jフロント、27年2月期は2.5%増益予想 免税売上高は0.1%減見込む
Kentaro Okasaka
[東京 14日 ロイター] - J.フロント リテイリングは14日、2027年2月期通期の連結純利益が前年比2.5%増の290億円になるとの見通しを発表した。ショッピングセンター事業の伸長を見込む。百貨店事業は減益見通しで、傘下の大丸や松坂屋の主要店舗ではインバウンド(訪日外国人)の免税売上高が前年比0.1%減になりそうだという。
年間配当予想は1株56円(前年は54円)とした。
百貨店事業は、営業利益で前年比1.2%減を計画する。梅田店の大型改装に伴うフロア閉鎖の影響や、大阪関西万博の反動減が見込まれ、人件費やシステム関連費用の増加も影響する。一方、外商売り上げの強化、改装効果などで増収を見込む。
インバウンド需要は、中国の客数減は継続するものの、円安効果で一定の下支えがなされると見込んでいる。インフレによるコスト上昇や、原油高による消費マインドへの影響は懸念材料とした。
同時に発表した26年2月期通期の連結純利益は前年比31.7%減の282億円だった。百貨店事業では、堅調な富裕層消費や大阪万博効果などで増収となったものの、値上げなどのコスト増で減益となった。免税売上高は昨年12月以降の中国人訪日客減少もあり、前年比200億円減の1105億円だった。





