中国恒大創業者が有罪認める、違法資金調達など=裁判所
中国恒大集団の創業者、許家印氏。香港で2017年3月撮影。REUTERS/Bobby Yip
Clare Jim
[香港 14日 ロイター] - 中国不動産開発大手、中国恒大集団と創業者の許家印氏に対する裁判手続きが14日まで行われ、裁判所によると、許氏は資金流用や資金調達詐欺、一般からの違法な預金受け入れなどの罪を認めた。
深セン市中級人民法院は「微信(ウィーチャット)」のアカウントへの投稿で、「(許氏が)有罪を認め、反省の意を示した」と述べた。
裁判所によると、許氏と中国恒大は違法な貸し付け、有価証券の不正発行、贈賄の罪にも問われている。判決は後日言い渡されるとしたが、日程は示さなかった。
違法な資金調達に対する最高刑は無期懲役と財産没収で、贈賄でも無期刑が科される可能性がある。
許氏は1996年に恒大を創業し、積極的な借り入れを進め、契約販売額ベースで中国最大の不動産開発会社に育てた。米経済誌フォーブスによると、許氏は2017年には純資産453億ドルでアジア一の富豪だった。
中国の証券規制当局は24年、恒大の主要子会社が利益を水増しし証券詐欺を行ったと認定し、同氏に660万ドルの罰金を科すとともに、証券市場への生涯参加禁止を命じた。恒大は24年に香港の裁判所から清算命令を受け、昨年香港証券取引所で上場廃止となった。





