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認証の手間を省く頭蓋骨ログイン...パスワードが覚えられない悩みはこれで解消?

Can’t Keep Your Logins in Your Head? Your Next Password Could Be Your Skull

2026年4月14日(火)18時00分
スー・キム
XRヘッドセットでログインが手軽になる?(写真はイメージです) JESHOOTS.COM-Unsplash

XRヘッドセットでログインが手軽になる?(写真はイメージです) JESHOOTS.COM-Unsplash

<日常生活で使うパスワードが多すぎて覚えきれない――そんな悩みはこれで解消されるかもしれない>

デジタルサービスが日常生活に浸透する中で、頭蓋骨の振動を利用して安全かつ手軽にVR(仮想現実)やAR(拡張現実)プラットフォームにログインできるというシステムが新しく開発された。これでパスワードを記憶する必要はなくなる可能性がある。

新しいソフトウェアプログラムの「バイタルID」を開発したのはラトガーズ大学の研究チーム。同チームが発見した新しい種類の生体認証は、呼吸や心臓の鼓動によって発生する微細な振動が頭蓋骨に伝わり、骨格や顔の組織によってそれぞれ固有のパターンで共鳴する現象を利用する。

この新技術が実用化されれば、ユーザーが仮想現実や拡張現実、複合現実などのXR(クロスリアリティ)デバイスを使用して、物理的にログインしなくても金融サービスや医療記録などのシステムにアクセスできるようになるかもしれない。

「XRは、個人情報を多く扱う日常的なインターネットサービスへの入り口になりつつある」。論文著者のインイン・チェン工学教授はそうコメントしている。「我々にはハードウェアを追加しなくても機能する認証が必要だ」

「本研究では、ユーザーのバイタルサインで生じる振動の調波を活用することで、手軽にユーザー認証ができるXR内蔵のシステムを初めて開発した」と研究チームは述べ、「このシステムはユーザーには意識されず(登録と認証の手間は不要)、ハードウェアを追加する必要もない」としている。

実験ではユーザー52人に2種類の人気XRヘッドセットを装着してもらい、10カ月間にわたって振動パターンを調べた。

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