テスラ、インドでエネルギー貯蔵事業に参入へ 現地財閥と競合
写真はインドにあるテスラの施設。昨年11月撮影(2026年 ロイター/Bhawika Chhabra)
Aditi Shah
[ニューデリー 20日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラは、インドの産業用エネルギー貯蔵システム(ESS)市場への参入準備を進めている。同社ウェブサイトに掲載された求人情報で20日、明らかになった。
求人広告によると、テスラはインドで産業用エネルギー貯蔵ソリューションの包括的な市場拡大戦略を策定・実行する事業開発責任者を募集している。同国では脱炭素化が進む中、ムケシュ・アンバニ氏率いるリライアンス・インダストリーズや、ゴータム・アダニ氏のアダニ・エンタープライズといった現地の巨大財閥が同分野への投資を強化しており、激しい競争が繰り広げられそうだ。
テスラはインドで昨年8月にEVの販売を開始しており、ESS市場への参入によって同国での事業をEV以外にも拡大させる。
同社は既に米国などの市場で蓄電システム「メガパック」事業を展開し、産業用および電力事業者向けに大規模なエネルギー貯蔵システムを供給している。
インド政府は現在、税制優遇措置などを通じて企業によるESSへの投資を促進しており、企業の目標達成を後押しする国家的なロードマップの策定にも取り組んでいる。





