米政権、ホワイトハウス敷地内にコロンブス像設置
写真はホワイトハウスの西棟とアイゼンハワー行政府ビル。2021年1月撮影(2026年 ロイター/Erin Scott)
Kanishka Singh
[ワシントン 22日 ロイター] - 米ホワイトハウスは敷地内にイタリア人探検家クリストファー・コロンブスの像を設置した。米国の歴史や文化に関する認識を変えようとするトランプ政権の最新の取り組みとなる。
トランプ大統領が「反米的」と呼ぶイデオロギーに対するこうした動きには、奴隷制に関する展示の撤去や南軍の将軍像復元などが含まれる。公民権活動家らは、こうした動きが数十年にわたる社会的進歩を後退させる恐れがあると指摘している。
トランプ氏は22日に公開された主要イタリア系米国人団体宛ての書簡で、「この像は現在、ホワイトハウス敷地内のアイゼンハワー行政府ビルの北側に設置されている」と述べ、同団体が政府にこの像を寄贈したことに感謝の意を表した。
米国内の複数の都市では2020年、黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警官に暴行され死亡した事件をきっかけに広がった人種差別に抗議する「ブラック・ライブズ・マター」運動のデモが行われる中、コロンブス像が引き倒された。
トランプ氏は書簡で、コロンブスを「米国最初の英雄であり、地球上に存在した最も勇敢かつ先見の明のある人物の一人」と称賛した。
ホワイトハウスに設置された像は、1984年に故レーガン元大統領がボルチモアで公開した像を復元したもの。20年にその像は抗議者によって市内の港に投げ込まれた。





