スイス、26年の経済成長率見通しを1%に引き下げ
スイス経済省経済事務局(SECO)は18日、2026年の国内総生産(GDP)予測を前年比1%増とし、25年12月に公表した前回予想の1.1%増から下方修正した。ジュネーブで18日撮影(2026年 ロイター/Denis Balibouse)
John Revill
[18日 ロイター] - スイス経済省経済事務局(SECO)は18日、2026年の国内総生産(GDP)予測を前年比1%増とし、25年12月に公表した前回予想の1.1%増から下方修正した。米国とイスラエルによるイラン攻撃に起因する戦闘が、不確実性とエネルギー価格高騰をもたらし逆風になると見込んだ。
戦闘による石油価格高騰を受け、26年のインフレ率見通しを0.4%と、前回予想の0.2%から倍増させた。
SECOのエコノミスト、フェリシタス・ケメニー氏は「紛争が続けば続くほど、エネルギー価格が高止まりすればするほど、経済への影響は大きくなる」とし、「混乱が長期化すれば物流コストに影響を与え、例えば肥料の価格が上昇すれば食料価格にも影響が及ぶ可能性がある」と指摘。企業が投資を縮小し、不安を抱えた消費者が支出を控えれば経済成長率がさらに鈍化するだろうとの見方を示した。
27年のGDP成長率予測は1.7%に据え置いた。これはスイスの長期平均成長率の1.8%を下回る。
27年のインフレ率見通しも0.5%に据え置いた。





