米アメックス、26年通期の利益と売上高は予想超える見通し
アメリカン・エキスプレスのロゴ。2021年7月撮影のイメージ写真。REUTERS/Dado Ruvic/Illustration
Manya Saini
[30日 ロイター] - 米アメリカン・エキスプレス(アメックス)は30日、2026年通期の利益と売上高がいずれも市場予想を概ね上回るとの見通しを明らかにした。若い富裕層による堅調な消費が浮き彫りになった。一方、昨年末商戦期に当たる25年10─12月期の決算は利益がわずかに予想を下回り、株価の重しとなった。
アメックスが見込む26年通期の1株当たり利益は17.30─17.90ドルで、中央値はLSEGが集計したアナリスト予想平均の17.41ドルを超えた。また26年の売上高伸び率の予想は9─10%で、市場予想の9%程度を小幅ながら上回った。
25年10─12月期決算は1株当たり利益が3.53ドルで、予想の3.54ドルを下回った。シティグループのアナリストは費用が10%増えたことが要因と分析した。売上高は10%増の189億8000万ドルで、予想の189億2000万ドルを超えた。
米国では、借入コストの高止まりや依然として高いインフレの影響で支出を抑える消費者が多い一方、高所得世帯は旅行や外食、高級品分野への支出を続け、消費者の支出動向に二極化が生じている。アメックスの今回の決算はこうした流れをうかがわせる内容だった。
クリストフ・ル・カイレック最高財務責任者(CFO)は「動きは継続すると見込んでいる。当社のカードで使う金額は、今ではZ世代やミレニアル世代がX世代を上回っている」と指摘。これはアメックスの米個人向け事業として初めてのことで、若くプレミアムな顧客基盤を構築してきた同社の長年の取り組みの成果だと述べた。
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