ブラジル中銀、政策金利15%に据え置き 3月の利下げ開始示唆
写真はブラジリアの中央銀行本部ビル。2024年12月、ブラジリアで撮影。 REUTERS/Ueslei Marcelino
Marcela Ayres
[ブラジリア 28日 ロイター] - ブラジル中央銀行の金融政策委員会(COPOM)は28日、政策金利を15%に据え置いた。また、次回の3月会合で利下げに転じる方針を示したが、インフレ目標達成に向けて金融政策を引き締め的に維持する「慎重な」アプローチを強調した。
金利据え置きは全会一致で決定。ロイターのエコノミスト調査では、35人中32人が据え置きを予想していた。15%の政策金利は2006年7月以来の高水準。
声明のフォワードガイダンスは利下げが3月に開始されるという市場の見方を確認する内容だったが、当局者は緩和サイクルのペースと規模について「冷静さ」を強調した。この文言は積極的な利下げの可能性が低いことを示唆している。
エコノミストの間では、次回会合での利下げ幅について25ベーシスポイント(bp)と50bpで意見が分かれている。
バンコBMGのチーフエコノミスト、フラビオ・セラーノ氏は、「調整ペースの可能性について中銀はより慎重な姿勢を示しているが、われわれは3月に50bp引き下げるとの見方を維持している」と述べた。
中銀は、27年第3・四半期までの年間インフレ予想を昨年12月時点と同じ3.2%に据え置いた。
政策当局者らは現行政策が「適切であることが証明されている」と判断しつつも、現在の見通しに関する不確実性から慎重な姿勢が必要だと警告した。
また、経済指標が予想通り経済活動の減速を示し続けている一方、労働市場にはなお耐性が見られると指摘。声明では、コア指標を含む最近のインフレ数値は改善を続けているが、目標値は上回っているとされた。





