米サックス・グローバル、破産融資4億ドル確保 アマゾンの反対却下
1月15日 米破産裁判所は14日、同国の高級百貨店大手サックス・グローバルの破産融資の第1弾として4億ドルを承認した。写真は6日、ニューヨーク市で撮影(2026年 ロイター/Angelina Katsanis)
Dietrich Knauth
[14日 ロイター] - 米破産裁判所は14日、同国の高級百貨店大手サックス・グローバルの破産融資の第1弾として4億ドルを承認した。
オンライン小売り大手アマゾン・ドット・コムは4億7500万ドルの出資が無価値になるとして異議を唱えたが、裁判所は融資実行を認めた。
裁判所は「この資金によりサックスは事業を安定させ、債務を再編する機会を得られる」と述べた。
サックスのマーク・ワインスタイン最高再建責任者(CRO)は、新規資金がなければ会社は完全に立ち行かなくなると説明。資金は仕入先への支払いと従業員1万7000人の給与に充てる。
サックスは13日夜、破産法の適用を申請した。
同社の弁護士は、全ての店舗が営業中で、顧客需要が弱まる懸念はないと発言。「商品が店舗に届けば売れている。問題は需要に応じた在庫を十分に購入できなかったことにある」と説明した。
承認された4億ドルは総額17億5000万ドルの融資の第1弾となる。
アマゾンは、現在の融資枠組みで破産手続きが進めば、自社による4億7500万ドルの出資が「無価値」になると主張していたが、破産裁判所は同社の申し立てを却下した。
アマゾンの弁護士は、サックスが成功裏に再建できる確信が持てないと主張していた。
サックスによると、主要な仕入先への未払金は3億3700万ドルを超える。内訳はフランスの高級ブランド「シャネル」に1億3600万ドル、「グッチ」を傘下に持つケリングに2600万ドルなどとなっている。





