[‍北京 15日 ロイター] - 中国不動産大手の万科企業は、総額57億元(8億1717万ドル)に上る人民元建て社債2本について、猶予期間をさらに延長し、90営業日とすることを提案した。

中国銀行間市場の規制当局への届け出で15日明らかにした。

対象となるのは昨年12月15日と12月28日に期限を迎えた社債で、現在の猶予期限はそれぞれ1月28日と2月10日。今回の提案が承認されれば、猶予期限は4月29日と5月14日となる。

また、償還期限を1年延期することや、特定のプロジェクト⁠から得られる売掛債権を信用補完として‍追加すること、現在の猶予期間終了までに延滞利息を支払うことも改めて提案した。

債権者は1月21─26日に今回の提案について採決を‍行う。

関係筋によると、2本の社‍債に関する最新の協議事項には‍、債権者側から新たに2つの提案が追加された。

1つは、現在の猶予期間終了時に10万元の即金を含めた元本の40%を支払い、残額を1年後に⁠繰り延べる案。もう1つは、猶予期間を90日延長し、10万元の即金⁠を含む元本の5%を支‍払う案となっている。

債権者の新提案を受け、15日午後の取引では万科の国内社債の多くが上昇。2029年7月満期の社債は60%超上昇して38元となった。

香港上場株は6.6%高、深セン上場株も3.4%上昇した。

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