ニュース速報
ビジネス

米、シェブロンにベネズエラでの操業拡大を認可へ

2026年01月15日(木)09時16分

米シェブロンのロゴ。テキサス州ヒューストンで2025年8月撮影。REUTERS/Kaylee Greenlee

Marianna ‍Parraga Jarrett Renshaw

[ヒューストン/‌ワシントン 14日 ロイター] - 米政府が今週、米石油大手シェブロンに対して南米ベネズエラで‌の操業拡大を認可​する見通しなのが分かった。これにより、シェブロンはベネズエラ産原油の生産と輸出の増加と、他社への販売が可能になる。3人の情報筋が14日、ロイター‌に明らかにした。

トランプ米大統領はベネズエラのマドゥロ大統領を拘束し、同国を運営すると宣言している。情報筋によると、米政府はシェブロンを含めた数社に対してベネズエラ産原油の事業展開を認可する見通しだ。

別の情報筋は、米石油精製大手マラソン・ペトロリアムが製油所にベネズエラ産原​油を受け入れる方向で政府と協議中だ⁠と説明した。

業界関係者によると、米バレロ・エ‍ナジーとマーキュリア、グレンコアもベネズエラ産原油事業を巡る認可取得に向けて協議中だ。

シェブロンの広報担当者は、同社があらゆる法律、規制、制裁の枠組みを順守‍して事業を手がけているとのコメントを出‍した‌。

マラソン、バレロ、マーキュリア、‍グレンコアはコメント要請に直ちには応じなかった。米財務省傘下の外国資産管理室(OFAC)もコメントの要請に即座には応じていない。

シェブロンは現在ベネズエラで原油を生産して⁠いる唯一の米国系石油大手で、ベネズエラ国営石油会社PDVSAとの合弁事業で日量約24万⁠バレルを生産している。

同‍社は昨年7月以降、米国からの限定的な認可に沿ってベネズエラで原油を採掘し、米国への輸出を続けてき​た。原油の輸出量は25年早期の水準から半減している。

米国がマドゥロ氏を拘束し、ロドリゲス暫定大統領が就任した後、シェブロンの株価は9%弱上昇した。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国、米・イスラエルのセキュリティー対策ソフトの使

ワールド

ガザ「平和評議会」の招待状送付、トランプ氏が人選へ

ワールド

イランが領空一時閉鎖、航空便の飛行停止 米に警告後

ビジネス

国内企業物価12月は前年比2.4%上昇、24年4月
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広がる波紋、その「衝撃の価格」とは?
  • 3
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救った...実際の写真を公開、「親の直感を信じて」
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    飛行機内で「マナー最悪」の乗客を撮影...SNS投稿が…
  • 6
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試…
  • 7
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 8
    鉛筆やフォークを持てない、1人でトイレにも行けない…
  • 9
    年始早々軍事介入を行ったトランプ...強硬な外交で支…
  • 10
    宇宙に満ちる謎の物質、ダークマター...その正体のカ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 5
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 6
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 7
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 10
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 7
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中