三菱ケミカル、希望退職に1273人応募 費用320億円計上

［東京　８日　ロイター］ - 三菱ケミカルグループは８日、希望退職の募集に対し１２７３人の応募があったと発表した。実施に伴う構造改革費用は、現時点で約３２０億円を見込んでいる。

費用のうち、２７７億円は２０２６年３月期中間期決算に、残りは２６年３月期中に非経常損失として計上する予定。今回の応募人数は、年間約１６０億円の労務費減少に相当する見通しという。通期決算への影響は軽微だとしている。

同社は９月、人数を定めない形での希望退職者の募集を発表していた。募集期間は１１月１７日から同２８日で、退職日は２０２６年２月末。