米ロビンフッド、インドネシアに参入 証券会社と仮想通貨取引会社を買収へ
2021年7月29日、米国ニューヨーク市で行われた同社のIPO後、ウォール街のポップアップイベントで披露されたロビンフッド・マーケッツのロゴ。REUTERS/Andrew Kelly
[7日 ロイター] - 米ネット証券のロビンフッド・マーケッツは7日のブログへの投稿で、インドネシアの証券会社ブアナ・キャピタル・セクリタスとデジタル資産取引会社ペダガン・アセット・クリプトを買収すると明らかにした。買収を通じて、東南アジアで暗号資産(仮想通貨)の拠点となっているインドネシア市場に参入する。
買収の金額は非公表で、手続きは2026年上半期に完了する見込み。
インドネシアは仮想通貨の普及が世界トップクラス。導入を後押しするような規制と新技術に精通した若者層を背景に、アジア市場で成長を目指す米国企業にとって重要なターゲットとなっている。
ロビンフッドのアジア責任者であるパトリック・チャン氏は「インドネシアは取引が急成長している市場であり、『全ての人のために金融を民主化する』というロビンフッドの使命をさらに前進させるうえで極めて心躍る場所だ」と述べた。





