午前の日経平均は続伸、一時1000円超高 米株高を好感
11月26日、前場の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比946円05銭高の4万9605円57銭となった。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
Hiroko Hamada
[東京 26日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比946円05銭高の4万9605円57銭となった。前日の米株高を好感する形で幅広い銘柄に買いが入り、ほぼ全面高の展開となった。指数寄与度の大きいハイテク株の一角が堅調で、日経平均は一時1000円超高となる場面があった。上昇一服後は高値圏でもみ合った。
日経平均は前営業日比352円高と堅調にスタートした後、上げ幅を拡大し、前場後半には1058円高の4万9718円42銭まで上昇した。前日の米国株市場では、米利下げ観測の高まりを受けて主要3指数が上昇し、東京市場でもその流れを引き継いだ。
前日に売られていた銘柄に買い戻しが入ったほか、材料が出た銘柄を物色する動きもみられた。プライム市場では9割近くの銘柄が値上がりするなど、相場全体で買いが優勢となった。
市場では、足元でAI(人工知能)・半導体関連の選別が進んでおり、「指数のけん引役は不在の状況だが、幅広い業種に買いが入っており、相場の地合いは悪くないのではないか」(岡三証券のシニアストラテジスト・大下莉奈氏)との声が聞かれた。
一方、日米ともに決算発表が一巡し、材料が乏しくなる中で「目先の日経平均は5万円近辺での値固めとなりそうだ」(大下氏)との指摘があった。
TOPIXは1.83%高の3351.25ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は2兆8983億4500万円だった。東証33業種では、海運、鉄鋼以外の31業種が値上がり。証券、商品先物取引、電気・ガス、銀行などの上げが目立った。
個別では、指数寄与度の大きいソフトバンクグループが大幅高。東京エレクトロンやアドバンテストも上昇した。一方、キオクシアホールディングスは8%超安で、プライム市場の値下がり率トップ。米投資ファンドのベインキャピタル系のBCPE Pangea Caymanが、同社株の一部をブロックトレードで売却すると前日に伝わり、嫌気する売りが先行した。
その他、原発再稼働への期待から電力株が堅調で、北海道電力や東京電力ホールディングス、北陸電力が買われた。
プライム市場の騰落数は、値上がり1413銘柄(87%)に対し、値下がりが154銘柄(9%)、変わらずが44銘柄(2%)だった。
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