日経平均は5日ぶり反発、エヌビディア決算でAI関連買い戻し
11月20日 東京株式市場で日経平均は5営業日ぶりに反発し、前営業日比1286円24銭高の4万9823円94銭で取引を終えた。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Mayu Sakoda
[東京 20日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は5営業日ぶりに反発し、前営業日比1286円24銭高の4万9823円94銭で取引を終えた。朝方に米半導体大手エヌビディアが市場予想を上回る内容の決算を発表したことが好感され、東京市場でもAI(人工知能)・半導体関連銘柄を中心に買い戻しが広がった。午後は9月米雇用統計の公表を控え、様子見ムードが広がった。
日経平均は591円高で寄り付いた後、ほどなくして心理的節目の5万円を回復し、2037円高の5万0574円82銭の高値をつけた。時間外取引での米ナスダック先物の上昇や、ドル/円の円安進行も指数の支えとなった。後場は5万円を挟んだもみ合いとなり、終値では下回った。
SBI証券の鈴木英之投資調査部長は、エヌビディアの好決算を受けて過度な警戒感は後退したものの、節目の5万円付近ではやれやれ売りが強まりやすいと分析する。「国内の財政悪化懸念や日中関係などが引き続き投資家心理の重しとなる中、当面は根固め局面となるのではないか」とみている。
主力株では、アドバンテストが9%近く上昇したほか、東京エレクトロン、フジクラ、ディスコが5─6%超高。イビデンは7%超だった。ソフトバンクグループ、ファーストリテイリングも1%超高でしっかりだった。
値下がり銘柄では前日に純利益予想の下方修正を発表をした東京海上ホールディングスが8%近く下落したほか、資生堂が5%超安となった。東京電力ホールディングスは柏崎刈羽原発での秘密文書の管理不備を巡る報道が嫌気され、3%超安。朝方は一時10%超安となる場面もあった。
TOPIXは1.66%高の3299.57ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.65%高の1699.01ポイントだった。プライム市場の売買代金は6兆7573億5800万円だった。
東証33業種では、値上がりは非鉄金属、電気機器、証券、機械、ガラス・土石製品など31業種、値下がりは保険と陸運の2業種となった。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.7%高の679.29ポイントと、6営業日ぶりに反発した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1241銘柄(76%)、値下がりは332銘柄(20%)、変わらずは40銘柄(2%)だった。
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