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ホンダが北米で大型車のHV、20年代後半投入 燃費改善30%以上

2025年11月06日(木)07時43分

写真はホンダのロゴ。1月、メキシコのクアウティトラン・イスカリで撮影。REUTERS/Raquel Cunha

Daniel Leussink Maki Shiraki

[東京 6日 ロイター] - ホンダは6日、大型スポーツ多目的車(SUV)など大型車に対応したハイブリッド車(HV)のシステムを開発したと発表した。大型車の需要が旺盛な北米で2020年代後半に新システムを搭載したHVを発売する予定。現在販売する大型ガソリン車に比べ30%以上の燃費向上を目指す。

米国ではトランプ政権がこれまでの電気自動車(EV)購入支援策を取りやめたことでEVの需要が鈍化。代わりにHVの人気が高まっており、トヨタ自動車や韓国・現代自動車も3列シートのSUVなど大型車のHVモデルを増やしている。ホンダもHVの品ぞろえを強化して販売拡大を狙う。

ホンダは40年までに新車全てをEVや燃料電池車にする計画は変えていないが、足元で需要の高いHVをEVが普及するまでの過渡期を担う製品群と位置づけて販売強化に動いている。昨年は86万8000台だったHVの販売台数を30年には220万台に引き上げる目標を掲げている。

ロイター
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