ニデック、内部管理体制の強化図るとコメント 特別注意銘柄指定受け
10月28日、 ニデックは東京証券取引所に同日付で特別注意銘柄に指定されたことを受けて、株主や投資家に陳謝するとともに、「全社を挙げて」第三者委員会などの調査に全面的に協力し、ガバナンスや内部管理体制の整備と強化を図り、信頼回復に向けて尽力するとのコメントを発表した。写真は同社ロゴ。都内で2018年7月撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 28日 ロイター] - ニデックは28日、東京証券取引所に同日付で特別注意銘柄に指定されたことを受けて、株主や投資家に陳謝するとともに、「全社を挙げて」第三者委員会などの調査に全面的に協力し、ガバナンスや内部管理体制の整備と強化を図り、信頼回復に向けて尽力するとのコメントを発表した。
東証は27日、ニデックが提出した2025年3月期の有価証券報告書の適正性について監査法人が「意見不表明」などとし、内部管理体制などについて改善の必要性が高いことを理由に、特別注意銘柄に指定すると発表した。
特別注意銘柄に指定された場合、1年経過後に取引所が内部管理体制などの審査を実施し、企業が適切に整備・運用していれば取引所は指定を解除するが、適切に整備していない場合は上場廃止となる。





