信越化、4―9月期純利益12%減 中国過剰輸出で塩ビ市況悪化
Ritsuko Shimizu
[東京 24日 ロイター] - 信越化学工業が24日発表した2025年4─9月期の連結純利益は前年同期比12.3%減の2578億円だった。主力の塩化ビニール事業が中国の過剰輸出による市況悪化で足を引っ張った。
塩ビ市況は海外の需給が緩んだままで、北米の市況がそれに引きずられているという。ただ、会見した斉藤恭彦社長は「北米の市況がこれ以上下がる意味も理由も全くない。市況反転の努力をきちっと実行していく。全方向で価格の修正に取り組む」と話した。
4―9月期の連結売上高は、電子材料が同7%増となったことが寄与し、1.4%増の1兆2845億円となった。一方、営業利益は全部門が減益となり、同17.7%減の3339億円にとどまった。塩化ビニールを含む生活環境基盤材料事業は33%の営業減益、電子材料事業は9%の営業減益となった。
斉藤社長は「7―9月期は減収減益だったが、会社の予想に沿った数字だった」と述べた。
半導体市場は、AI(人工知能)関連の需要は旺盛なものの、それ以外の分野の需要は精彩を欠いたままで推移している。もう一つの柱である電子材料事業について、斉藤社長は「AI関連市場の拡大で先端分野が好調に推移している。PCやスマートフォンなどの従来分野においては、米国関税の影響が明確には見定められないものの、底入れの兆しが出てきた」と述べた。
中国の輸出規制で価格が上がっているレアアースに関しては「期ずれはあるが当社の磁石製品の値段も上がる」とし、中国が発表通りにさらなる規制強化を行うのか状況をみたうえで、その場合の対応についても検討しながら事業を進めているとした。
26年3月期通期の純利益予想は、前年比12%減の4700億円とする従来見通しを据え置いた。IBESがまとめたアナリスト19人の予想平均値5199億円を下回った。
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