NY外為市場=ドル下落、対中関税巡る懸念再燃 週間では約1年ぶり上昇

終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが下落した。トランプ米大統領が中国に対する関税引き上げを示唆したことを受け、貿易戦争による米経済への影響を巡る懸念が再燃した。2022年7月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ニューヨーク 10日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが下落した。トランプ米大統領が中国に対する関税引き上げを示唆したことを受け、貿易戦争による米経済への影響を巡る懸念が再燃した。
主要通貨に対するドル指数は0.4%安の98.99。それでも週間では、1.66%高と2024年9月以来最大の伸びとなる見込み。
トランプ大統領は10日、対中関税の大幅引き上げを検討していると警告し、月内に予定していた中国の習近平国家主席と会談する「理由はない」と発言。自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に「中国がレアアース(希土類)に関連するあらゆる生産要素に輸出規制を課す計画という書簡を世界各国に送っている」と非難した。
マネックスUSA(ワシントン)のトレーディング部門ディレクター、フアン・ペレス氏は「最終的に米経済に多くのマイナス影響をもたらす」と述べた。中国が米国との交渉をより有利に運ぶために報復対応を取る可能性を指摘し、「今後の先行きは不透明」という見方を示した。
トランプ氏の発言を受け、ユーロと円は対ドルで上昇。一方、豪ドルなど資源国通貨は下落した。
ドル/円は0.86%安の151.73円。ただ、週間では2.9%高と、上昇幅は24年9月以来の大きさになる見通し。自民党総裁に選出された高市氏の財政拡張路線を背景に、日銀による利上げ観測は後退している。
ユーロは0.38%高の1.1607ドル。週間では、フランスの政治的混乱を背景に、7月以来最大の下落幅を記録する見通し。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは2.98%安の11万7568ドル。
ドル/円 NY終値 151.15/151.20
始値 152.72
高値 152.75
安値 151.17
ユーロ/ドル NY終値 1.1618/1.1622
始値 1.1571
高値 1.1630
安値 1.1560
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