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中国のロボタクシー2社、シンガポールでサービス展開へ地元企業と提携

2025年09月22日(月)10時59分

中国の自動運転タクシー(ロボタクシー)2社は20日、それぞれシンガポールにおけるサービス展開で地元企業と提携したことを明らかにした。写真は7月28日撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

[シンガポール 20日 ロイター] - 中国の自動運転タクシー(ロボタクシー)2社は20日、それぞれシンガポールにおけるサービス展開で地元企業と提携したことを明らかにした。

文遠知行(ウィーライド)が手を組んだのは、シンガポールに本社を置き東南アジア各地で配車サービス事業を手がけるグラブで、既にシンガポール当局から北東部の住宅街「プンゴル地区」で2系統の運行許可を得ている。

グラブによると、想定ルートの試験走行を経て、来年初めには文遠知行の5-8人が乗車可能な車両でサービスを開始する予定だ。

一方で小馬智行(ポニーai)は20日、シンガポール最大のタクシー会社コンフォートデルグロとの協業を通じて、同じくプンゴル地区で自動運転タクシーサービスを始め、その後は近隣地域にサービスを拡大すると表明した。当局の承認を獲得して「数カ月以内」にサービスを始動するという。

シンガポール陸運庁(LTA)は文遠知行と小馬智行について、いずれも海外でさまざまな車種を駆使して海外で自動運転車を展開してきた確かな実績があると説明した。

トヨタ自動車が出資する小馬智行は、韓国やルクセンブルク、中東などにも自動運転タクシー事業を広げることを模索している。

ロイター
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