米国株式市場=上昇、オラクルの見通し受けAI巡る楽観

米国株式市場は上昇して取引を終えた。2021年1月撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)
[12日 ロイター] - 米国株式市場は上昇して取引を終えた。ソフトウエア大手オラクルの強気な見通しを受けて人工知能(AI)を巡る楽観的な見方が広がり、中東情勢緊迫化に対する懸念やボーイング株の下落を相殺した。
オラクルは13.3%上昇し過去最高値を更新した。AI関連サービスへの旺盛な需要を背景に通期売上高見通しを上方修正した。
大型ハイテク株のマイクロソフト、エヌビディア、ブロードコムも1%以上上昇した。
B・ライリー・ウェルスのチーフ市場ストラテジスト、アート・ホーガン氏は「オラクルはAI関連の設備投資と、AI革命につながるコンピュート増強の継続的なニーズというモザイクを構成する一角だ。その方向に風が吹けば、マイクロソフトやエヌビディアのような主要プレーヤーも間違いなく追い風を受けることになるだろう」と語った。
インド西部の都市アーメダバードで、242人が搭乗したエア・インディアのボーイング機が離陸直後に市街地に墜落したことを受け、ボーイング株は約5%下落した。
中東情勢の緊迫化も世界市場の重荷となった。
トランプ大統領は11日、中東が「危険な場所になる可能性がある」ため、米国の職員を中東から移動させていると発言、米国はイランの核兵器保有を認めないと述べた。両国の当局者は15日にオマーンで6回目の核協議を行う予定だ。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 42967 +101 +0.2 42737 42970 42606
.62 .85 4 .36 .40 .42
前営業日終値 42865
.77
ナスダック総合 19662 +46. +0.2 19578 19690 19553
.49 61 4 .87 .61 .56
前営業日終値 19615
.88
S&P総合500種 6045. +23. +0.3 6009. 6045. 6003.
26 02 8 90 43 88
前営業日終値 6022.
24
ダウ輸送株20種 14910 -17. -0.1
.55 60 2
ダウ公共株15種 1043. +14. +1.3
19 28 9
フィラデルフィア半導体 5249. +16. +0.3
15 62 2
VIX指数 18.02 +0.7 +4.4
6 0
S&P一般消費財 1720. -7.0 -0.4
47 4 1
S&P素材 556.3 +2.8 +0.5
8 7 2
S&P工業 1214. -2.8 -0.2
88 8 4
S&P主要消費財 903.0 +4.2 +0.4
8 2 7
S&P金融 846.5 +0.5 +0.0
4 1 6
S&P不動産 264.1 +1.4 +0.5
9 0 3
S&Pエネルギー 657.6 +2.6 +0.4
7 6 1
S&Pヘルスケア 1590. +12. +0.8
84 86 2
S&P通信サービス 364.0 -2.1 -0.5
1 5 9
S&P情報技術 4727. +47. +1.0
39 43 1
S&P公益事業 413.5 +5.1 +1.2
4 5 6
NYSE出来高 10.76
億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 3831 + 大阪比
0 160
シカゴ日経先物9月限 円建て 3818 + 30 大阪比
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