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米新規失業保険申請8000件増、2週連続増加 労働市場の軟化示唆
2025年06月06日(金)00時27分

米労働省が5日発表した5月31日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比8000件増の24万7000件となった。2021年9月、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Andrew Kelly)
[ワシントン 5日 ロイター] - 米労働省が5日発表した5月31日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比8000件増の24万7000件となった。2週連続で増加し、関税措置による経済への逆風が強まる中、労働市場の状況が軟化していることが示された。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は23万5000件だった。
5月24日までの1週間の継続受給件数は3000件減少し、190万4000件。ただ、消費者の労働市場に対する信頼感の低下を反映し、継続受給件数は高止まりしている。
継続失業保険申請件数のデータは5月の雇用統計の調査期間と重なっていない。