ニュース速報
ビジネス

米国株式市場=S&P500ほぼ横ばい、月間では23年11月以来最大の上昇率

2025年05月31日(土)06時19分

米国株式市場では、S&P総合500種は不安定な取引の中をほぼ横ばいで取引を終えた。2021年1月撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 30日 ロイター] - 米国株式市場では、S&P総合500種は不安定な取引の中をほぼ横ばいで取引を終えた。ただ、月間では2023年11月以来の上昇率を記録した。ナスダックも23年11月以来最大の月間上昇率となった。

トランプ米大統領は30日、中国が相互に関税率を引き下げる米国との合意のほか、重要鉱物の取引に関する合意にも違反したと主張し、中国に対し厳しい措置を取る可能性を示唆した。

ただその後、中国の習近平国家主席と会談し見解の相違を解消することに期待していると表明したことを受け、株価は下げ幅を縮小した。

インガルス・アンド・スナイダーのシニア・ポートフォリオ・ストラテジスト、ティム・グリスキー氏は、関税は市場にとって依然として問題だと指摘した。

トランプ大統領の不安定な貿易政策が投資家を不安にさせ、株価は5月は不安定に推移したが、トランプ大統領の姿勢の軟化や好調な企業業績、落ち着いたインフレ指標により、S&P500は4月の安値から回復した。

個別銘柄では、化粧品小売り大手のアルタ・ビューティーが11.7%急伸。四半期決算が予想を上回ったことを受けて年間利益見通しを引き上げた。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 42270. +54.3 +0.13 42192 42376 4190

07 4 .35 .08 6.16

前営業日終値 42215.

73

ナスダック総合 19113. -62.1 -0.32 19131 19157 1884

77 1 .22 .78 7.74

前営業日終値 19175.

87

S&P総合500種 5911.6 -0.49 -0.01 5903. 5922. 5843

8 67 14 .66

前営業日終値 5912.1

7

ダウ輸送株20種 14686. -59.0 -0.40

30 8

ダウ公共株15種 1040.8 +10.1 +0.98

9 5

フィラデルフィア半導体 4758.0 -102. -2.11

6 42

VIX指数 18.69 -0.49 -2.55

S&P一般消費財 1717.3 -9.95 -0.58

8

S&P素材 544.68 +0.63 +0.12

S&P工業 1207.3 +1.30 +0.11

1

S&P主要消費財 917.35 +10.5 +1.16

0

S&P金融 845.93 +1.71 +0.20

S&P不動産 261.57 +0.35 +0.14

S&Pエネルギー 619.34 -4.23 -0.68

S&Pヘルスケア 1543.4 +3.92 +0.25

5

S&P通信サービス 352.61 +1.73 +0.49

S&P情報技術 4524.4 -19.4 -0.43

1 1

S&P公益事業 414.48 +4.44 +1.08

NYSE出来高 10.64億

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 37725 - 235 大阪比

シカゴ日経先物6月限 円建て 37705 - 255 大阪比

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ガザ停戦案、ハマスは修正要求 米特使「受け入れられ

ワールド

米国防長官、「中国の脅威」警告 アジア同盟国に国防

ビジネス

中国5月製造業PMIは49.5、2カ月連続50割れ

ビジネス

アングル:中国のロボタクシー企業、こぞって中東に進
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:岐路に立つアメリカ経済
特集:岐路に立つアメリカ経済
2025年6月 3日号(5/27発売)

関税で「メイド・イン・アメリカ」復活を図るトランプ。アメリカの製造業と投資、雇用はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシストの特徴...その見分け方とは?
  • 2
    3分ほどで死刑囚の胸が激しく上下し始め...日本人が知らないアメリカの死刑、リアルな一部始終
  • 3
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「MiG-29戦闘機」の空爆が、ロシア国内「重要施設」を吹き飛ばす瞬間
  • 4
    「ホットヨガ」は本当に健康的なのか?...医師らが語…
  • 5
    【クイズ】生活に欠かせない「アルミニウム」...世界…
  • 6
    ペットの居場所に服を置いたら「黄色い点々」がびっ…
  • 7
    「これは拷問」「クマ用の回転寿司」...ローラーコー…
  • 8
    「ウクライナにもっと武器を」――「正気を失った」プ…
  • 9
    イーロン・マスクがトランプ政権を離脱...「正直に言…
  • 10
    メーガン妃は「お辞儀」したのか?...シャーロット王…
  • 1
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「MiG-29戦闘機」の空爆が、ロシア国内「重要施設」を吹き飛ばす瞬間
  • 2
    3分ほどで死刑囚の胸が激しく上下し始め...日本人が知らないアメリカの死刑、リアルな一部始終
  • 3
    今や全国の私大の6割が定員割れに......「大学倒産」時代の厳しすぎる現実
  • 4
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 5
    【クイズ】世界で最も「ダイヤモンド」の生産量が多…
  • 6
    「ウクライナにもっと武器を」――「正気を失った」プ…
  • 7
    「ディズニーパーク内に住みたい」の夢が叶う?...「…
  • 8
    ヘビがネコに襲い掛かり「嚙みついた瞬間」を撮影...…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「金の産出量」が多い国は?
  • 10
    イーロン・マスクがトランプ政権を離脱...「正直に言…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 5
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 6
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 7
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 8
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 9
    3分ほどで死刑囚の胸が激しく上下し始め...日本人が…
  • 10
    今や全国の私大の6割が定員割れに......「大学倒産」…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中