マスク氏、「年中無休」で仕事を再開と表明 Xの障害はほぼ復旧

障害追跡サイト「ダウンディテクター」によると、イーロン・マスク氏のソーシャルメディア・プラットフォーム「X」は24日に障害が発生し、一時数万人のユーザーに影響が及んだ。写真はマスク氏とXのロゴの3Dプリントミニチュアモデル。1月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[24日 ロイター] - 障害追跡サイト「ダウンディテクター」によると、イーロン・マスク氏のソーシャルメディア・プラットフォーム「X」は24日に障害が発生し、一時数万人のユーザーに影響が及んだ。その後障害はほぼ解消されたとみられる。 米東部時間午前8時51分(1251GMT)のピーク時には2万5800件超の障害報告があった。 マスク氏は自身についてXに「年中無休の仕事に戻り会議室やサーバールーム、工場で寝ており、Xとテスラ、来週のスターシップの発射に超集中している。われわれは極めて重要なテクノロジーを展開している」と書き込んだ。 ダウンディテクターによると、Xの障害はドイツ、スペイン、フランス、インド、カナダ、オーストラリア、英国などの数千人のユーザーにも影響が及び、アクセス障害が発生した。 マスク氏は昨年、トランプ氏の大統領選挙キャンペーンその他の共和党議員の支援におよそ3億ドルを費やしたが、20日に政治献金の大幅削減を表明。自身のビジネス運営に軸足を戻す姿勢を示唆した。 マスク氏はトランプ政権で「政府効率化省(DOGE)」を率い、数万人の雇用削減と数十億ドルの契約・助成金取り消しに力をそそいできた。 しかし同氏の政治的見解は米国と欧州でテスラに対する抗議デモを招き、販売不振につながっている。